大会参加の目的

IDOはInternational Dance Organizationの頭文字をとった敬称で「ダンスのオリンピック」と呼ばれているダンス組織です。タップダンス以外にもジャズダンス・バレエ・コンテンポラリー・フォークロア・ヒップホップ・ラテン・社交ダンスなど様々なカテゴリがあるダンスコンペティションです。IDO本部会長Michael Wendt氏の、ヨーロッパで始まったIDOをアジアに広げたいという思いから、MIchael氏の推薦により、2016年よりIDOタップダンス世界大会に出場していた尾崎は、IDO JAPANのタップダンス部門のアンバサダーに着任いたしました。

毎年、ドイツのリーザで行われる大会は熱気に包まれ、各国の応援団で溢れかえります。国も言語も様々ですが、ダンスを通して絆が深まり世界中に仲間ができます。コミュニケーションを取り合い、お互いの健闘を称えあいます。まさに世界平和を感じられる瞬間です。

IDO世界大会は、世界を身近に感じることができる貴重な機会です。この大会に出場したい、保護者の方々が子どもたちを出場させたいと思う理由は、メダルやトロフィーの獲得だけではなく、世界とつながり、人間を大きく成長させる素晴らしい経験ができるからです。

ダンスは芸術ですので、本来競うものではないかもしれません。ですが、ダンスを競技として栄えさせることは、知名度が上がり、コミュニティ自体が大きく育つ一つの手でもあるかもしれません。

戦う目的ではなくダンスを楽しみ続けるために、競技としてのダンスを通して一緒に世界へ羽ばたきましょう!

IDO-Japan-Tap Ambassador 尾崎美月